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営業利益
営業利益は、会社の本業による儲けを示す「真の実力」とも言える極めて重要な指標です。
損益計算書(P/L)において、売上高から原価(変動費)を引いた「売上総利益」から、さらに「販売費及び一般管理費(販管費・固定費)」を差し引くことで算出されます。
この販管費には、役員報酬や従業員の給料、家賃、広告宣伝費、減価償却費などが含まれます。
なぜ営業利益が重要視されるのか
営業利益が重要視されているのは、銀行が融資の可否を判断する「格付け(スコアリング)」において、5つの利益の中で最も重く配点されているからです。
銀行は、会社が本業で安定して現金を稼ぎ、借入金を返済する能力があるかどうかをこの数字から判断します。
一般的な目標値として、卸売業なら3%以上、その他の業種なら5%以上の営業利益率を確保したいところです。
社長は営業利益の数値を5カ年の推移で把握し、本業の収益性が向上しているか、あるいはコストが利益を圧迫していないかを常に監視すべきです。営業利益を磨くことは、会社の資金調達力を高め、ひいては永続的な成長を支える強力な武器となります。
この記事の引用元:『社長の決算書の見方・読み方・磨き方』(ICOコンサルティング社長 古山喜章著)

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著者 古山喜章氏について:オーナー社長の困りごとを解決する助っ人として活躍する実力コンサルタント。
大学卒業後、兵庫県の中堅食品メーカーに入社。主に管理部門のキーマンとして活躍、さまざまな経営改革や制度導入にたずさわる。
2005年、儲けの構造を知り尽くした、わが国屈指の名経営コンサルタント井上和弘氏が率いる、株式会社アイ・シー・オー コンサルティングに参画。師匠の井上和弘氏からじかに井上式財務を学び、会社に残るおカネを最大化し体質を強化する財務改善、決算対策、銀行交渉、事業承継、相続問題などで抜群の実績を上げる。
氏の現場のウラのウラを知り抜いた財務ノウハウと、社長と同じ目線に立った懇切丁寧な指導に、経営者から高い評価を得ている。